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家屋の解体 作業の流れについて解説

解体

現在、家屋の解体をしたいと思っている方々も多いのではないでしょうか。しかし、はじめての体験では、いろいろわからない問題も出て来てしまうことでしょう。

 

そこで、今回、この記事では、みなさんがスムーズに解体を行うことができるよう、おおまかな解体業者を利用する上での流れについて解説します。

 

初心者の方々もまずは、以下の流れを理解すると良いでしょう。

 

ぜひご確認ください。

 

解体のためのステップ①解体業者を選ぶ

 

 

はじめて解体をするとなれば、法律的なことも理解しなければならないですし、いろいろと不安はつきものです。

 

建物の解体では、

 

・建築基準法

・建設業法

・アスベスト対策に関連する法律

・廃棄物の処理及び清掃に関する法律

・建築リサイクル法

 

と言った法律の知識も必要です。

 

初心者の方々の不安をできるだけ解消したいと思えば、何よりも信頼度の高い解体業者にまかせることが大事です。

 

単にネット検索して最初に出てきた業者に依頼してしまうのではなく、様々業者を比較する姿勢も必要であり、実績や、口コミ・評判も確認する必要があります。

 

おおまかな費用相場も知っておきましょう。

 

・木造解体の場合

25,000円/坪~

・鉄骨造解体の場合

30,000円/坪~

・鉄筋コンクリート造解体の場合

40,000円/坪~

 

解体のためのステップ②現地調査を行う

 

 

 

解体業者を見つけることができれば、次は、業者が、解体する家屋、土地の状態を確認します。

 

調査した結果をもとにして、工事の方法を決定していきます。

 

この段階で、解体工事でどの程度費用がかかるのか、工事の流れ方、かかる期日などを具体的にすることができます。

 

実際にまだ解体工事に入った訳ではありませんが、このあたりのことを適当に行ってしまうと追加費用が発生したり、今後様々なトラブルが起こる可能性もあるため慎重に向き合い、わからないことがあればこの段階でいろいろ質問するといいでしょう。

 

解体のためのステップ③契約を行う

 

 

次は、お客様と業者間で契約を行います。

 

契約書には解体工事の範囲であったり、費用、期間……などが記載されてあるため、契約する前に内容をしっかり確認してください。

 

解体のためのステップ④ご近所に対しての配慮

 

 

家屋を解体しようと思えば、ご近所の方々に対しての配慮も必要です。

 

それは、工事をはじめることで、騒音問題であったり、ホコリが舞ったり、振動が発生したりするからです。

 

解体工事を行ううえで、あらかじめご近所の住民の方々に対して工事の日程、内容などを説明、あいさつ回りを行うことも基本事項としています。

 

あいさつをすることで近隣の方々に対して誠意を示すことができるのですが、それでも工事を行ううえで、できるだけ騒音を出さないなどの配慮も大事です。

 

解体のためのステップ⑤足場・養生を作る

 

 

解体工事がスタートする前には、まずは安全と効率的な作業を確保するため、「足場」、

「養生」の設置を行います。

 

足場は、作業する人が安全に作業できるように設置するものであり、養生は、周辺環境、側にある建物を保護するためにあります。

 

解体のためのステップ⑥家屋の解体作業

 

いよいよ家屋の解体工事に入ります。

 

まずは、建物内部の解体工事を最初に行います。室内の装飾であったり、設備、非構造的である要素を撤去します。

 

そして次は、建物本体の解体が行われます。

 

解体のためのステップ⑦廃材を搬出する

 

解体が済めば作業完了ということではありません。適切な廃材の収集をし、分別、また搬出を行うことも環境を守るため解体業者の大事な使命です。

 

解体されたあと適切に分別をし、リサイクルできるモノは再生させることで、廃棄する量を減らすことができ、その分だけ解体工事のコストを削減することが可能です。

 

また、法律を遵守し、適切な分別と搬出がされない限り、その解体業者は悪徳業者と言わざるを得ません。

 

解体のためのステップ⑧清掃

 

工事が完了すれば、解体業者はお客様に工事の完了を報告し、解体現場、また現場周辺の掃除を行います。

 

実際問題、解体工事は完了したのですが、それはお客様にとっては終わりではなく、そこからまた新しい建物が建築されることになるかもしれません。まさに、解体工事の完了は、新しいスタートラインでもあるのです。

 

それはお客様の大事な土地であるため、解体業者は、キレイにお掃除をし、未来へのつながりに貢献をしています。

 

解体業者はこのような感じで、建物だけでなく、土地ともかかわり、お客様との良好なコミュニケーションを構築します。

 

また、お客様は法律に遵守し、不動産登記所に「建物滅失登記」を申請する必要があります。

 

これは、建物がもうここにないことを法的に示すための大事な手続きです。

 

また、ご近所に、感謝の気持ちを示しあいさつすることで今後もいいご近所づきあいをすることができます。

 

まとめ

 

いかがでしょうか。今回は、解体工事を業者に依頼する上でのおおまかな流れについて解説しました。

 

最初にざっと流れを知っておくことで、解体工事に対しても不安も解消されていくことでしょう。

 

ごく簡単な説明であるため、まだ疑問があるという方々もいらっしゃるかと思います。

 

解体アスベスト相談窓口では、お客様がわからない問題をスムーズに解決することができます。

 

まずは、あれこれ考えて判断するのではなく、気軽に相談する姿勢をもつといいのではないでしょうか。

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