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空き家の地域への影響と解体工事の重要性

解体

 

空き家をそのまま放置しておくことは、自分自身だけの問題ではなく、様々地域に対して悪い影響を及ぼすことがあります。

 

 

今回は、空き家が地域にもたらす影響とともに、解体工事の重要性について解説をします。

 

 

新しいが誕生する機会の喪失

 

空き家をそのままの状態で放置しておくことで、これから生まれるであろう様々な新しい機会を喪失してしまうことになります。

 

本来、空き家であったり、更地をうまく活用することができていれば、そこに新しい人たちが引越しをしてくるでしょうし、新しいショップが誕生することで街がにぎわいを見せるようになり、そこに新しい人たちが訪れるようになります。そもそも、街とはそのような感じで構成されていくものなのではないでしょうか。

 

しかし、空き家をそのままの状態にしておけば、街は、枯渇化したままです。

 

コミュニティスペースとしての活用

 

空き家を、コミュニティスペースとして活用することは、既に多くの空き家所有者の方々が実践していることです。

 

コミュニティスペースとは、そのスペースの近くに住んでいる方々が交流することを目的として提供される場所のことです。近年では、少子高齢化であったり、核家族化が増加していることで、人と人のコミュニケーションが不足気味です。そのような状況下、人と人とが交流できるコミュニティスペースに関心を寄せる方々が増えてきました。

 

コミュ二ティスペースの主なる利用方法には、以下のものをあげることができます。

 

・古民家カフェ

・シェアオフィス

・レンタルスペース

・イベントスペース

・高齢者向け交流場

 

まさにコミュニティスペースは、地域に住む人たちの交流を広げる手段であり、地域の活性化につなげられる有効的手段です。

 

空き家が倒壊するリスク

 

空き家が管理されないまま長い期間人の出入りがなくなってしまえば、換気もされないまま、修繕しなければならない箇所も放置されてしまうことになります。

 

空き家は、管理がしっかりされないことで、劣化のスピードを高め、すぐに廃墟化してしまうこともあります。

 

空き家が廃墟化してしまえば、倒壊してしまうリスクも発生してしまうでしょう。

 

そもそも空き家は、何事も起こらなければ、そんなに簡単に倒壊するわけではありません。しかし、最近では地震の問題も心配ですし、大地震でなく小さい地震であっても、起こることで一気に空き家が倒壊してしまうことがあります。

 

空き家が倒壊してしまうことで隣家の家屋が損傷する可能性もあるでしょうし、通行人をけがさせてしまうかもしれません。

 

害虫が発生したり、雑草が繁殖するリスク

 

空き家を長い期間放置したままの状態であれば、庭に雑草が生い茂り、樹木は伸び放題で、近隣の敷地にまで進出する可能性があります。となりが駐車場で、樹木が伸びてしまいクルマに樹液が落ちるなどの被害も実際に起きている事例です。

 

また、放置された空き家では、害虫が発生することも必ずと言っていいほど起こることです。下水管からはゴキブリやねずみが侵入してきてしまうでしょう。また、雑草が伸び放題であるため、ハチやアリといった害虫が発生するリスクもあります。

 

そして、一番空き家に被害をもたらす害虫がシロアリです。空き家の管理がままらないと、換気を行うことができず、湿気がこもって、シロアリが住みやすい環境を容易に作り出してしまいます。

このような害虫が近隣へ侵入することで、隣家などにも大きな被害を及ぼしてしまう可能性も充分考えることができます。

 

犯罪が起こる可能性

 

長い期間空き家に人が立ち入らないことで、不審人物が無断で侵入してもなかなか事態が発覚しないかもしれません。実際問題、放置された空き家では、不審人物の侵入被害が起きています。

 

不審人物が勝手に空き家侵入し、電気や水道などが通っていれば自由に使われてしまうでしょうし、犯罪の温床の場となってしまう危険があります。このような事態が起これば、やはり近隣住民に大きな迷惑をかけてしまうことになります。

 

近隣の資産価値を下げてしまうかも

 

状態の良くない空き家が近隣にあるというだけで、近隣の不動産の価値を下げてしまうことも予測することができます。

 

誰もが、状態の良くない空き家が近隣にある不動産にいったん購入の判断を立ち止まるのではないでしょうか。空き家の存在は資産価値のマイナス要因です。

 

空き家によっていろいろな問題が起こる可能性があるため、空き家が側にあるという理由だけで、値引き交渉などが入ることも珍しい訳ではありません。 

 

火災になるかも

 

空き家が火事になってしまうリスクもあります。

 

なんで放置された空き家が火事になってしまうのかといえば、一番確率が高いのが放火です。

 

消防庁の調査によれば、令和2年に発生した2万件弱の火災の中でおおよそ4,000件程度が放火の火災だということです。空き家は、人気がないことを良しとして、いたって放火のターゲットになりやすいため、空き家を所有している方々は、特に注意が必要です。

 

また、多いのは、タバコのポイ捨ての火災です。

長い期間放置されたままの空き家は、雑草が伸び放題であり、ゴミが放置され散乱していることが多いため、それらのものに、タバコの火が容易に引火して火災が起こります。

 

解体工事をおすすめする理由

 

空き家をそのまま残し、コミュニティスペースにリフォームするという選択肢もあります。

 

もちろん、それは地域のため有効的方法なのですが。

 

しかし、何よりも優先しなければならないのは、空き家が周囲に実害を与えてしまうのではないかということを考えることです。

 

空き家に対して有効的再生の方法が見つからない……。

 

空き家のメンテナンスが大変で怠ってしまっている……。

 

などのケースがあれば、思い切って空き家の解体を検討するといいでしょう。

 

解体工事を行うことで、地域の景観を向上させることができます。また、廃境や不法占拠などによって起こる治安の悪化を防ぐことができ、地域全体の住みやすさ向上へつなげることができます。

 

まとめ

いかがでしょうか。今回は、空き家をそのまま放置しておくことで、起こりうる近隣への悪い影響について解説しました。

そのままメンテナンスを怠り、空き家を放置しておくことで、空き家スペースは犯罪の温床と化す危険もあるため、何かしら対応が必要です。

空き家を、有効的に活用できるこれと言った方法が見当たらないのであれば、解体工事を検討してみましょう。

 

解体アスベスト相談窓口は、解体工事におけるいろいろな問題を気軽に相談することができる問い合わせフォームです。

 

解体アスベスト相談窓口に相談することで、さらに詳しく解体工事のメリットについて知ることができます。

 

ぜひ一度気軽にご訪問ください。

 

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