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【深刻!】空き家は放置すれば、より老朽化してしまう……

空き家

解体

しばらく住んでいないお家は、意外と早く老朽化してしまうと思っている方々も多いのではないでしょうか。

 

それは、「事実」です。

 

ですから、空き家に対しても、より慎重に向き合い、管理が必要です。

 

放置された空き家の深刻な問題をとらえてみました。

 

空き家は、住んでいないと急速に老朽化してしまう?

 

みなさんが、なかなか管理できないという理由で空き家を放置していることで、どんどん老朽が加速化してしまうことでしょう。

 

理由には、以下のようなことをあげることができます。

 

放置された空き家は湿気がこもる

 

人が住んでいない空き家の場合、鍵がかけられ、閉ざされたままでしょう。それでは、お部屋の中をうまく換気することができません。もし、お家に住んでいれば、何もしないでも、人の出入りで、新しい風が中に入り込んだりします。

 

換気を行うことができなければ、おのずと湿気がこもるだけこもってしまって、あたり一面がカビだらけになってしまったり、水分を木材が吸収してふやけてしまうでしょう。

 

木材は、ふやけることで腐ってしまうのです。老朽化というよりは、もはや腐ったお家です。こんなお家は、いざ売ろうとしても誰が購入してくれるでしょうか。

 

また、みなさんは、空き家を防犯上守るために、雨戸を閉めきったままにしてあるかもしれません。そのような状態であれば、太陽の光が入り込まないですし、なおさら、お部屋はカビだらけです。

 

換気がいかに大事であることを、空き家を放置されている方々は、きっと、痛感されることでしょう。

 

放置された空き家に、シロアリが発生するかも

空き家を放置していれば、シロアリが発生して空き家を腐敗させてしまうかもしれません。

 

シロアリが発生する原因は主として、床下の湿気であったり、木材の腐食、日陰あたりの要素です。

 

シロアリって……、世界中には2千種ほどあり、その中でも特に日本の方々のお家に影響を与えてしまうのは、ヤマトシロアリやイエシロアリです。

 

このようなシロアリたちに冬眠の時期もなく、年がら年中活発に動いているのですが、その中でも、春から梅雨のシーズンにかけて、気温が上昇するとともに、多くは、地中からもそもそと出て活動をスタートします。

 

無論、シロアリたちは、エサとなる木材や水分を求めて、人たちの住む住宅であったり、木の中へと移動していくのです。

 

木材というものは、もともとがカビなどの菌で分解することができない丈夫な成分でできているのですが、木材腐朽菌と呼ばれる菌が木の成分を分解、栄養素に変えてしまうのですね。

 

菌は、木材を分解し、シロアリたちを「ここへいらっしゃい」とおびき寄せてしまうのです。

 

シロアリたちは、木材の中でも特にやわらかいところが大好きなので、おのずと木材が腐食しているところに発生してしまうことでしょう。

 

放置された空き家は、ネズミが大量発生する

 

放置された空き家は、人が住んでいないため、水道も全く利用しなくなってしまうでしょう……。

 

水道を使用しないことで、水道の給水管であったり、下水管に水が溜まらないでカラカラ乾いた状態になってしまいます。

 

そのような状態であれば、下水管からネズミやゴキブリなどが忍び込んで、空き家は、あっという間に虫だらけの住居となってしまうリスクも考えることができます。

 

ネズミなどの発生は、家の木材を好き放題にかじり、ネコなどさらに大きな動物が空き家の中に侵入する要因ともなってしまうかもしれないですよね。

 

ネコたちも、その空き家がお気に入りの住処となってしまうかもしれません。

 

放置された空き家は、クモの巣城に

基本的には屋外にたくさんいるはずのクモを空き家の中でたくさん見つけたら……、それは、お家の中にクモのエサが一杯あるからかもしれません。

 

クモが頻繁に出るお家の共通点ですが……。それは、エサとなるべき小さな虫であったり、ゴキブリがうようよいる可能性が高いということです。

 

エサとなる虫も駆除しないとどんどん空き家は老朽化してしまうでしょうし、それをすることでクモの侵入も大幅に減らせるはずです。

 

 

放置された空き家は、水道管が錆びる

空き家の水道管に定期的に水を流す作業(通水)は、家屋を良好な状態で維持する上で大変重要なことです。

 

できるだけ期間を空けないで、定期的に通水することができれば、水道管の破損や悪臭を未然に防ぐことができます。

 

長い期間水道管に水を通さないでいると、水道管が錆び付いて破損しやすくなってしまいます。しばらく通水していない水道から赤茶色の水が出てきたら、すでに錆が進行している可能性があります。

 

空き家において、水道管の管理までしっかり行わなければならないなんて、思ってもいなかったという方々も多いのかもしれません。

 

そのような意味では、住まないとしても、水道を止めてしまうのは妥当な方法ではありません。

 

しかし…、どうしても基本料金のことも気になってしまうのではないでしょうか。

 

みなさんが空き家に定期的に通水を行うことで、下水から発生す臭いニオイが屋内に充満するのを防ぐことができます。

 

通常、水道管には「排水トラップ」と呼ばれる部分があり、ここに水が一定量溜まれは、下水管にフタをする役目を果たしているのですね。しかし、家屋が空き家化し、水道を利用しなくなれば、排水トラップ内の水が蒸発し、あるはずの下水管のフタがなくなってしまうのです。

 

そうなることで、すぐに下水からニオイが起こり、ネズミや害虫の進入経路となってしまうリスクが出てきます。

 

ひどい場合、近隣の方々のお家まで悪臭が到達する危険もあります。

 

 

まとめ

 

いかがでしょうか。

 

みなさんに知って欲しいのは、空き家を放置することには、限りなくリスクが存在していることです。

 

あとあとどうにもならないで後悔してしまうこともあるでしょう。

 

そうならないために、あらかじめ空き家を解体してしまうことも方法のひとつです。

 

あとで…、というよりは、今真剣に考えるべき問題です。

 

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