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あなたのお家にはどの程度の価値がある?解体工事はまだ早い?

解体

あなたが現在住んでいるお家に、価値が存在しているとすれば、そのままの状態で売ることも選択肢のひとつに入れ、検討するといいでしょう。

 

しかし、お家の価値を確認して、価値がゼロ、または、そうとう低いのであれば、それはまさに解体のサインであるのかもしれません。

 

そもそもあなたのお家に価値がある?

 

 

 

みなさんがずっと住んでいるお家に対して、価値が温存、また、上昇しているといいのですが。

 

資産価値のあるお宅とは、売却するときに評価が高く、需要が存在する、高額で売却可能な物件のことをいいます。

 

もしも住んでいらっしゃるのが賃貸物件であれば、何十年住み続けたところで1%も自身のものになる訳ではありませんが、そうではなく購入された物件であれば、新築だけでなく中古物件でも自分自身の資産として残すことができます。

 

せっかく住宅を購入したのですから、孫の代まで資産価値を残すことができればいいのですが……。お家とはそのようにして、孫の代まで相続させつながることも可能です。

 

では、自分自身のお住まいにどのようにすれば、価値を温存することができるのでしょうか。そのあたりのことを解説します。

 

お宅の魅力を最大限に引き出す

 

高岡・山町筋の土蔵造りは、「二階建」、「切妻造」、「平入」、「瓦葺」の町家で、黒瓦葺きの屋根と、大きな箱棟、黒漆喰塗りの外壁、二階窓に付けられた土扉など重厚さの反面、アカンサスの葉などで装飾された鋳物の鉄柱であったり、レンガの防火壁などと言った洋風の意匠を取り入れている魅力的な建物です。

 

内部に目を向ければ、繊細な数寄屋風、柱には四方柾の檜、天井には屋久杉など銘木を使用し贅を凝らし、また、中庭には静謐な空間が作り出されています。

 

例えば、山町筋の土蔵造りを売りに出したいと思えば、山町筋の土蔵造りに存在している魅力を最大限に引き出し、アピールすることが必要不可欠です。

 

もちろん買いたいと思っている方々は、このような建物に備わる特別感に強い関心を示しているからです。建物の細部までもアピールすることができれば、老朽化してしまったデメリットも払拭することができるでしょう。

 

高岡は、高岡城跡(高岡古城公園)を軸として築かれた街です。歴史的価値も高く評価され、高岡城跡は平成27年に国指定史跡に指定されています。ここには、江戸時代や明治時代から受け継がれてきた貴重な風景や、関連した文化財が数多くあります。

 

周辺の環境であったり、地域の魅力もお宅の魅力を相乗的に高められるアピールポイントです。

 

駅チカ&利便性が高い物件

 

駅から数分の位置に家屋があり、お家の周辺には、役所や、学校、ショッピング施設、病院……などがあり、生活がしやすく、かつ交通アクセスが良好であれば、それだけでも充分、資産価値が下がりにくい物件です。

 

メンテナンスがしっかり行われている

 

建築物は、年数が経過してしまうことで、やむなく傷みや老朽化が目立ってきてしまうものですが、それでも定期的にメンテナンスを頑張って行うことで、建築物は、耐久性や機能性をかろうじて維持でき、老朽具合も比較的ゆるやかに済ますことができるでしょう。

 

メンテナンスによって、お宅の構造がしっかりしている、かつ、丈夫なお家だと評価されれば、不動産価値は高いまま維持することができます。

 

ホームインスペクション(住宅診断)を完了する

 

宅地建物取引業法の改正があり、一定のクオリティーを維持している中古物件に対して、資産価値の高さを証明するための「ホームインスペクション(住宅診断)」が2018年より導入され評価されるようになりました。

 

住宅のプロフェッショナルであるホームインスペクター(住宅診断士)が、ホームインスペクション、つまり住宅診断を行い、建物の状態をしっかり見極め、第三者性目線に立ち説明がされていきます。

 

災害リスクが少ない

 

ご存じのように、日本は自然災害がとても起こりやすい国であるため、安心して住むことができるお家は、それだけでも資産価値があるということができます。

 

また、水はけのスムーズでない土地は、大雨での浸水被害を被る危険があり、地盤が弱っている土地は、揺れによってお家が半壊、また全壊してしまう危険を想定することができます。

 

メーカーの住宅

 

メーカー住宅とは、デザインであったりサイズ、造り方……などに関し、国から一括で許認可を受けた住居のメーカーが、許可範囲内で建てるお家のことです。

 

知名度抜群のブランドメーカーが建築したお家であれば、より安心感をアピールすることができるでしょう。

 

最近では、利益優先主義に走る企業体質によって、手抜き工事などと言ったトラブル事例もない訳ではありませんが、それでも上場企業に対しての利用者の信頼度は多大です。

 

相場より安めに売る

 

もしもお家にそれ程価値がないとわかっても、家をそのままの状態のまま、周辺の相場よりも安い価格で売るテクニックがあります。

 

築古の戸建ての買いたいと思っている方々は、大きく2つのパターンに分けることができます。

 

  • お家を新築する土地を求めている
  • リフォームやDIYできるお家を求めている

 

と言った人たちのニーズです。

 

お家を新築する土地を求めている場合、販売されている古い家を買った後、自分自身で解体工事を進行させるため、できるだけ安く購入したいと思っていることでしょう。

 

リフォームやDIYによって、お家を直して住みたいという方々も、補修にもお金がかかってしまうでしょうし、賃貸で貸す場合、利益率を高めたいと思っているため、できるだけ安い価格の家を探しています。

 

家の買取額は下がってしまうのかもしれませんが、お家をそのままの状態のまま売り出すため、売買が成立する以前にかかる費用はありません。

 

古い家の価値がなくなってしまう理由

 

古い家の価値が放置しておけばほとんどなくなってしまう理由は、以下の通りです。

 

  • 耐用年数を過ぎている
  • 耐震基準が最新ではない

 

このような条件にバッチリ該当するお家は、価値がほとんどない可能性も充分にあります。高値ではなかなか売却することができません。

 

まずは、自分自身が売りたいと思っている物件が該当しているかどうか、売却する前に一度確認してみましょう。

 

耐用年数とは、法的に取り決められた使用期間のことです。物件の構造によって年数は違ってきます。木造一戸建ての場合、耐用年数は22年ですが、鉄筋コンクリート造の建物は47年です。

 

この耐用年数が過ぎてしまえば、一気に価値が下落してしまうでしょう。それは、言うまでもなく耐用年数が過ぎることで劣化が起こりやすく、構造や機能に問題が生じる危険があり、安心して住むことができないためです。

 

耐震基準とは、建築基準法によって取り決められた建物が地震の揺れに耐える最低レベルの基準値のことです。

 

建築基準法は1981年6月1日に改正され、耐震基準が変更になっています。変更する以前の基準値は、旧耐震基準といい、変更された後の基準値は新耐震基準です。

 

新耐震基準に則り建築されたお家の方が、より地震にタフな物件だということができますこちらの方が需要は高く、高価格になりやすいです。

 

家屋を解体して更地にして売る

 

お家に価値がないとわかれば、解体して、更地にして売るという方法を検討するといいでしょう。

 

更地は、購入した後すぐに新しいお家の建築をスタートできるため、家や建物を建てるための土地を探している人たちからのニーズがあります。

 

まとめ

 

 

いかがでしょうか。

 

今回は、お家に存在している価値の見極め方について解説しました。

 

お家に価値があると判断できれば、お家ごと売却することも選択肢のひとつです。

 

ただし、一般的には、お家とは、住み続けることで次第に価値は目減りしてしまうものです。長く住み続けたお家は、いずれ解体の運命を辿ると言ってもいいのかもしれません。

 

解体アスベスト相談窓口は、解体工事におけるいろいろな問題を気軽に相談することができる問い合わせフォームです。

 

解体アスベスト相談窓口に相談することも含め、いろいろな選択肢をリサーチ、シミュレーションしてみるといいでしょう。

 

 

 

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