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注意! 空き家での犯罪が多発している あの特殊詐欺も
空き家
それぞれの方々がいろいろな事情によって空き家を所有し、それが社会問題にもなっています。
空き家は、管理されず、放置状態の家のことです。
そのようなお家が、現在、悪質な人間に狙われているかもしれません。
目次
不正購入した荷物の受け取り場所として利用されているかも……
遠方にあって、なかなかお家の管理ができないと、良からぬ人物が侵入し、したい放題の悪さをしている可能性があります。
たとえばこのようなケースです。
偽造したクレジットカードを使ってインターネット通販などで商品を購入……。それをそのまま本当の自分の自宅で受け取れば、すぐに捕まってしまうため、商品の受け取り場所として空き家が使われる……という事態が多発しているのです。
格好な空き家を見つけて、侵入し、そこの住民になりすましてまんまと受け取っているのですね。
最近の話しをすれば、玄関前に荷物を置いてOKの置き配であったり、宅配ボックスでの受け取りといった手段も不自然ではなくなっているため、そこにも犯罪を増加させる原因があるようです。
あの特殊詐欺グループも空き家を利用している
あの特殊詐欺グループたちも、放置された空き家を有効活用していると言います。架空請求詐欺であったり、還付金詐欺などといった特殊詐欺でだまし取ったお金の送付先とし使用しています。
それまでの特殊詐欺と言えば、いわゆる振り込め詐欺のことであり、金融機関から犯罪グループの口座にお金を振り込ませるのが手口だったのですが……。しかし、その手口の認知度が世間に浸透し、だまされない人たちの数は、そうとう増えてきました。
そして、代替の手段として利用されるようになったのが「現金送付型」の詐欺なのです。それは、放置された空き家の住所宛に郵送させたり、だました相手と空き家前で待ち合わせて直接手渡しで受け取ったりする方法です。
いつの間にか詐欺グループのアジトと化しているかも
いつの間にか詐欺グループのアジトと化している可能性だってあります。
まさに、放置された空き家が、犯罪を害虫のように増殖させているとも言っていいでしょう。
そこは、詐欺電話をかけたり、詐欺グループのメンバーに指示を出したりする拠点として使用されます。
アジトに適した場所を見つけてきて提供する役割の人を「ハコ屋」と呼んでいるのですが。不動産仲介会社の社員がハコ屋となって逮捕された事件もありました。
犯罪者が、隠れ場所にしているかも
つい最近も通り魔事件があったばかりですが、犯人がなかなか捕まらないとすれば、犯人がまんまとみなさんの放置している空き家に潜伏している可能性もあります。
ご近所の方々が、空き家に人の気配を感じれば、「怪しい」ということで通報して、逮捕も時間の問題でしょうけど。
ご近所の方々も不安でたまらないですし、実際にこのような事件が起きています。
どうして空き家だと犯人はわかるの?
実際問題、空き家だと思っていたものの、しっかり夜になれば、お家に住人が帰ってくるかもしれません。
そんなお家であれば、犯罪に活用することはできません。
どうすれば、この家は空き家だと判断されるのでしょうか。
ポストに郵便物やチラシが溜まっている
ポストに郵便物やチラシが溜まっていたり、電気メーターが止まっている……など、あきらかに外から見て空き家だとわかる家であれば、すぐに狙われてしまうでしょう。
遠方に住んでいれば、なかなか郵便受けの管理まではできないでしょう。
市役所のお知らせなどは、あらかじめ電話をかけておけば配達しない配慮をしてくれることもありますが、お店のチラシなどはランダムに配達されるため、ちょっと無理かもしれないですよね。
場合によっては、1日で郵便受けが一杯になってしまうようなことがあります。
雑草が生い茂っている
そして、雑草というものも放置しておけば、どんどん伸び放題になってしまうものです。
本当に雑草の成長に驚かされることも多々あります。
こないだ、キレイにしたばかりなのに……。
もうお手上げということで、そのまま雑草を放置していれば、そこが犯罪のアジトになってしまうことでしょう。
所有している空き地に雑草が伸び放題であれば、草刈りの義務があるのかどうかというと、実際問題、所有者の義務という強制な力はある訳ではありません。
努力義務として必要ならば刈った方がいいですよ……程度でしょうか。
しかし、自治体によっては雑草除去に対しての条例を設けていることもあるため、空き地の雑草の放置で指導を受けることもあります。
指導を受けないでも、雑草が生えて近隣の土地に伸びていけばトラブルになる可能性もあるため、ご近所トラブルになる前に草刈りはした方がいいですね。
空き地に雑草が生えれば景観を損ない、害虫も発生するでしょう。虫が大量に発生することで苦情に発展するケースも多くあります。近隣の方に被害を与えることで、法的措置を取られるおそれもあります。
セキュリティが整っていない
なかなか住んでいない空き家に対して、セキュリティーを万全にすることも難しいことであるのかもしれません。
たとえば、夜道で、前の道を通過すれば、センサーで灯りがつくライトがありますよね。そのようなものを設置するだけでも、空き家でないと思われ、犯罪を避けることができるかもしれません。
ですから、空き家の所有者の方々は、放置していれば、「いつか狙われる可能性がある」と考え、なんらかの対策について考えるべきなのです。
ちょっとでも対策を講じることで、事態は必ずいい方向に向かっていきます。
その空き家に死角がある
放置された空き家であれば、死角などをいろいろ見つけることができるかもしれません。
たとえば、エントランスや廊下がやたら暗かったり、角部屋であったり、1フロア1室タイプの物件、人の出入りが少ない物件、そして、お手入れ、管理が行き届いておらず荒れ放題の家など……です。
このような物件を、犯罪者が気づけば、すぐに「よし!」と思い、利用されてしまうことでしょう。
まとめ
とにかく、マメに空き家に行き、ポストの中身を整理や処分するなど、管理が行き届いている状態にしておくことが大事です。戸建てであれば、雑草の除去も大事です。
解体アスベスト相談窓口は、空き家におけるいろいろな問題を気軽に相談することができる問い合わせフォームです。
解体アスベスト相談窓口に相談し、さらに空き家の問題点を洗い出し、対策について考えていきましょう。
まずは、気軽にご訪問ください。