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空き家の解体の前に 家財道具の処分はどうすればいい?
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空き家を解体しようと思えば、その前には、家財道具の処分も必要ですよね。
解体工事って、そのようなことまで考えると結構大変な問題なのかもしれません。
目次
空き家の解体工事の前に 家財道具の処分はどうすればいい?
単に、空き家管理が大変だからという理由で、解体しようと考える方々は多いでしょう。
そのとき解体業者に依頼すればいいと考えるのであれば、結構、流れのイメージは楽であるのかもしれません。
しかし、実際問題、空き家の解体工事の前には、家具や家電など家財道具を処分しなければならないですし……。
やっぱり、想像しているよりも全然大変です。
結構面倒くさかったりします。
じゃあ、解体するのやめよう……という人もいてしまうのかもしれません。
自分自身で家財道具を処分するには
お得に家財道具を処分しようと思えば、自分自身で行えばいいでしょう。
解体業者に依頼して、処分してもらえることもありますが、費用は、おのずと割高になります。
解体業者に依頼した場合、家財道具は、産業廃棄物としての扱いで処分されることになります。この産業廃棄物は、家庭の一般廃棄物とは違って、ゴムであったり、紙類……など、20もの細かな種類に分別して処分する必要があり、それがかなりわずらわしい作業になってしまうためです。
適当な解体業者に依頼すれば、全部まとめて処分してやろうという悪しき思いつきが起こるのかもしれませんが。もちろん、そんな解体業者に安易に依頼はすべきではありません。
業者が分別をサボれば、即、それは「不法投棄」です。罰則の対象になってしまうため、解体業者にとって廃棄物を分別することは当たり前のことであり、かつ、法的義務です。
実際に、解体業者に依頼をすれば、たとえば絨毯などは繊維や麻など、いろいろな素材が混じっているため分別作業に時間がかかります。産業廃棄物として処分されることで、かなり高額費用を請求されてしまうことがあります。
家財道具は解体業者に依頼した方がいい場合もある
一方では、解体業者に処分も含め依頼した方がいいという場合もあります。
もちろん、解体業者に依頼すれば、お金はかかるのかもしれませんが、業者が全部してくれるので、楽チンですよね。
高齢者の方々の場合、どうしても高くても業者にお願いしようという気持ちになるのではないでしょうか。
テーブルやタンスなどの木製家具、金属製品、鉄製品……などと言ったものは、解体業者に依頼した方がリーズナブルなことがあります。どうしてなのかと言えば、木製や金属製の家具の場合、「資源」として再度有効的に利用できるからです。
素材であったり、種類、また、量によって、解体工事業者はサービスで処分や買取をしてくれることもあるため、そのあたりのことは見積もり時に聞いてみるといいでしょう。
一般廃棄物が収集できる解体業者もあるって本当?
日用品であったり、陶器あたりのものは、一般廃棄物として自分で処分する方がいいとお話ししたばかりなのですが。しかし、一般廃棄物の収集運搬許可を取得している解体業者を見つければ、自分で処分するのと同じくらいの額で依頼できる場合もあります。
一般廃棄物の収集運搬許可をもっている解体業者であれば、解体工事の業務と併合し、不用品回収業を行なっていることがあります。このようなことを考えると、結構、解体業者選びも難しく、より慎重に向き合ったほうがよさそうですね。
空き家解体の前に 家電はどう処分すればいい?
ご自身で空き家を解体する前に、家電を処分しようと思えば、以下のような方法を考えることができます。
家電量販店へ持ち込みする
家電を以前購入した、または、新しく購入する量販店において、リサイクル家電の回収を行なっているので、そこへ持ち込みをしましょう。
処分する場合、割引してくれることもあるため、積極的にそのような場所を利用するといいでしょう。
自治体や家電リサイクルセンターへ持ち込む
また、自治体であったり、家電リサイクルセンターでも処分を依頼することができます。費用は、メーカーや種類によって違うため、あらかじめご確認ください。
リサイクルショップへ依頼
あまり使用感がなく、状態が良い家具や、家電であれば、リサイクルショップに依頼すれば買取してもらえる可能性があります。
リサイクルショップでは、店頭持ち込みだけでなく、無料で訪問買取してくれるサービスも提供していることがあります。出張料金が差し引かれて査定額が出ることもあるかもしれませんが、有料の粗大ゴミとして処分することを考えれば、無料でも依頼すべきでしょう。かなりお得な方法ではないでしょうか。
また、不用品回収業を兼業で行なっているリサイクルショップもあります。買取ができるものと不用品を同時に引き取ってもらうことが可能であるため、かなりお得&便利な体験ができます。ただし、悪質な業者もあちこちにいるため、安易に見つけた業者に、即、依頼することは控えた方がいいでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。
まずは、空き家の解体工事の前に、家財道具を処分する計画性が必要です。
実際問題、優良業者を見つければ、何もかも気軽に相談することができるのですが……。
解体アスベスト相談窓口は、解体工事におけるいろいろな問題を気軽に相談することができる問い合わせフォームです。
優良業者であるため、まずは、一度、家財道具の処分のことも含め、解体工事のいろいろについて聞いてみてはいかがでしょうか。